神奈川県の河津桜と菜の花のスポット松田山で春を満喫
木のエレメントのパワーを取り入れて、自分らしく自然体になる!
早咲きの桜。 河津桜が満開を迎えました。
3月7日、神奈川県の有名な河津桜と菜の花のスポット、松田山に春の到来を満喫しに行ってきました。
富士山を望めるスポットでもあり、足柄平野や相模湾を見渡せるビュースポットでもあります。
春を感じに行ってみませんか?
西原畑公園・松田山ハーブガーデン
歩行者入り口の散策路から階段を昇ると、いきなり黄色とピンクの世界へと迷い込みます。
(最初の写真が、階段を昇っている途中の風景です)
思わず「わ~~~!」っと声を上げたくなるくらい、美しい世界に心が躍ります。
菜の花の甘い香りが漂い、ヒヨドリやメジロが鳴いている声が聞こえてきます。
鳥たちも人間と同じ!喜んでいるみたいです。
一気に美しい異世界へと誘われていきます。
2022年の「まつだ桜まつり」の期間は、当初、2月11日~3月6日の予定だったようです。
河津桜は例年は2月の下旬辺りに満開を迎えるそうです。
でも今年は寒い日が続き、開花が遅れて、期間を過ぎた3月7日ごろが満開でした。
それに伴って、桜まつりの期間も延長されて3月21日までになったようです。
2021年は、3月1日に訪れたのですが、すでに散り始めていて、葉っぱが出ていました。
木に咲いている桜は少し色あせて見えましたが…
その分、地面に散った桜がピンクのじゅうたんを敷き詰めたように美しくて、そんな光景も素敵だな~とうっとりしました。
そんな光景は、まだまだ今から楽しめると思います。
河津桜は、ソメイヨシノのように一気に咲かないそうなので、かなり長い期間楽しめる桜ですね。
河津桜は、早咲きの大島桜(オオシマザクラ)と紅色の緋寒桜(ヒカンザクラ)の配合種でほとんどは濃いピンクの花を咲かせます。
河津桜の由来 河津桜の原木を、河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃、偶然発見したさくらの苗を、現在地に植えたものです。 カワヅザクラの原木は、伊豆急河津駅から天城山へ向かって1.2kmの地点、河津町田中の飯田氏宅の庭にあります。2014年(平成26年)現在、樹齢約60年、樹高約10m、樹巾約10m、幹周約115cmです。 1966年(昭和41年)から開花が見られ、1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けました。 伊東市に住む勝又光也氏は1968年(昭和43年)頃からこのサクラを増殖し、このサクラの普及に大きく貢献されました。 一方、県有用植物園(現農業試験場南伊豆分場)は、賀茂農業改良普及所、下田林業事務所(現伊豆農林事務所)や、河津町等と、この特徴ある早咲きサクラについて調査をし、このサクラは河津町に原木があることから、1974年(昭和49年)にカワヅザクラ(河津桜)と命名され、1975年(昭和50年)には河津町の木に指定されました。 カワヅサクラは早咲きオオシマザクラ系とヒカンザクラ系の自然交配種と推定されています。 河津桜まつりより
歴史的には発見されてからまだ67年しかたっていない、新しい桜の品種です。
濃いピンク色が華やかな桜を見ていると、ワクワクしてきます。
散策路を昇り始めて少し行くと、珍しい白い河津桜を見ることができます。
この河津桜は、なんらかの原因で大島桜が強く影響しており、白い花を咲かせるといわれているそうです。
河津桜とともに富士山を望めるスポットもあります。
なんとも日本的で雅な感じがします。
西平畑公園と松田山ハーブガーデンの河津桜と菜の花だけでも十分に春を満喫できますが、さらに山の上にある『あぐりパーク嵯峨山苑』まで登ってみることをおすすめします。
かなり傾斜が急なのと、滑りやすいところがあるので、歩きやすい靴でお出かけください。
あぐりパーク嵯峨山苑
河津桜と菜の花、梅、春の草花が咲き乱れています。
足柄平野と相模湾が見渡せて、晴れている日は大島も見えます。
この日も大島が見えていました。
苑内の見晴らしのいい所でシートを敷いてのんびりとお弁当を食べました。
斜面になっているので、目の前に河津桜と菜の花が咲いていて、本当にお花見しながらお弁当を食べることができます。
南向きの斜面なので、いつもポカポカ日差しがあたたかくて、ひなたぼっこが気持ちいいです。
蝶々がひらひらと飛んでいたり、メジロやヒヨドリが桜の蜜を吸っていたり…
とてものどかで平和なので、このままお昼寝したくなってきます。
花々に囲まれて、街並みや遠い海を眺めていると、天上の楽園にいるような… 仙人にでもなったような気分になってきます。
晴れ晴れしていて優しい気分。
ここにいられることに感謝の気持ちがわいてきて、すべての人が幸せであるように~と自然に思えてきます。
自然のエレメントとつながれる場所
季節の花には人を幸せな気持ちにするパワーがあります。
植物は木のエレメントの存在です。
季節の花々にふれると、私たち人間の中にある木のエレメントが活性化します。
木のエレメントが活性化するとどうなるか?というと、自分らしくいられるようになります。
お花と接していると、命を愛おしむようなふんわり優しい気持ちになって、自然体の自分でいられるような感覚になりませんか?
あるいは、大きな木を感じていると、自分もどっしりとするような感覚になったり…
木のエレメントには、本来の自分を思い出させてくれる作用があります。
植物は、種を発芽させ、枝葉を伸ばし、花を咲かせます。
種には、自分とは何か?という情報が凝縮されています。
植物たちは、その種に凝縮されている情報をひたすら表現して花を咲かせるのです。
人間も同じように自分とは何か?という情報が書き込まれた受精卵から生まれ育っています。
ですが人間は、育つ過程で人と自分を比べて、よりかっこいいと思える「自分ではない何者か」になりたがる傾向があります。
自分らしくないのに、こうなったらすごいな!こうなったらかっこいいな!と思えるものになろうとしてしまいます。
そうすると、本来の自分とはかけ離れてしまうので、苦しくなったり辛くなったりします。
植物たちは、そのようなことはありません。
ナノハナなのに、ヒマワリの花を咲かせようとすることはありません。
ナノハナの種からはナノハナが育ち、ナノハナの花が咲きます。 ヒマワリの種からはヒマワリが育ち、ヒマワリの花が咲きます。
ひたすら、自分らしさを表現し、自分という花を咲かせるのです。
その姿にふれると、自分らしさが活性化されるのです。
植物たちに共鳴して、人間も純粋に自分を表現できるようになっていきます。
・自分らしさがわからなくなっているとき ・自分を見失っているとき ・無理をしていると感じるとき
そのようなときには、ぜひ木や草、季節の花々にふれてみてください。
季節の花々は、その植物が自分らしさを花開かせた姿です。
これから、いろいろなお花が咲く季節です。
木や草、季節の花々のエネルギーにふれて、自分らしさを活性化させてください!
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