奥志賀白樺苑路コース|長野県
更新日:2022年12月16日
2020年8月22~23日にかけて、夏の長野県奥志賀高原に行ってきました。
想像以上にたくさんのお花たちと出会えて、ワクワクし通しでした!
私は、植物が大好きなんです(^^♪
今回は、
奥志賀白樺苑路(おくしがしらかばえんろ)コース
ペンション街から奥志賀高原ホテル周辺のお花畑
の様子を綴っておきたいと思います。
たまたまのご縁にはラッキーがいっぱい!
森林セラピーロードになっている奥志賀白樺苑路(おくしがしらかばえんろ)コースを散策したのは、泊まったホテル「奥志賀高原ホテル」でいただいた、マップに載っていたからでした。
ちょうど午後到着してから夕食までの時間を有意義に過ごすのにぴったりな感じだったので、出かけてみることにしました。
こういうのって、ご縁ですよね☆
私は、こういうご縁を大切にすることにしています。
そこにはラッキーの種がいっぱい用意されていることが多いのです!
・全長:3.7㎞ ・所要時間:約1時間20分 ・高低差:50m
お散歩気分で楽しめるコースでした。
白樺やブナ、カエデの木が多く、明るい森の中を心地良く散策しました。
きっと、秋の紅葉の時期もきれいなのではないかと思います。
落ち葉の道がふかふかしていて気持ちがいい道でした。
木々や草花はもう実をつけているものもありました。
こういう小さなものを発見するのが私の楽しみです。
見つけると、宝物を発見したような気分になって心が満たされていくのです。
私の備忘録として、調べた植物の情報を載せさせてください。
ツクバネソウの実
ツクバネソウ シュロソウ科 ツクバネソウ属 日本(北海道-九州)の 山地の林の下にはえる多年草。 草丈は15~40cm。 花期は5~8月。
タケシマランの実
タケシマラン ユリ科 タケシマラン属 日本(本州:北部~中部)の 山地でみられ、 高さ20~50cmになる多年草。 日本固有種です。 花期は5~7月。
名前のわからない植物もたくさん見かけました。
名前を知っている方がいらしたら、教えてください!
こんなオブジェのような木の実もかわいいです(^^♪
キノコもたくさん見かけました!
ここからは、キノココレクションです。
いろいろな形と色のキノコがあって面白かったです。
キノコは森の中でネットワークをつくっていて、つながり合っていると言われています。
おとぎ話では、妖精が躍った後にキノコが生える・・・というお話があります。
突然ニョッキっと生えてくるキノコ。
本当にそうかもしれないな~と想像していると楽しくなってきます。
この、苔の中に生えていた小さなキノコは、本当に小さな妖精の住み家のようでした!
いろいろな実やキノコなどを見つけて観察して感じるていると、植物たちや土地の精霊たちとつながりやすくなります。
そうすると、もっとたくさん素敵なものが発見できる!というプレゼントがもらえるのです(*^-^*)
大沢につきました! 清流でした。
水がとても冷たくて、しばらく川の近くにいると、ひんやりと冷たい空気が立ち昇ってきて 気持ち良かったです。
川のほとりでしばらく寛ぎました。
このコースでは、たくさんの大きな木たちにも出会いました。
こんな形の木に寝転んでたわむれました。
心地いい~
千手観音がバンザイしているような大きな木にも出会いました。
こういう大きな木たちからは特別に癒しのパワーが放たれているようで癒されました。
白樺林がきれいなエリアもありました。
その近くに、白樺池がありました。
池の表面は、たくさんの浮草でおおわれていました。
池の周りには、たくさんのお花たちが咲いていました。
キンミズヒキ バラ科キンミズヒキ属 山野で普通にみられる高さ50~100cmの多年草。 花期は8~10月。 全草を薬用とします。
右に見えるのは、キンミズヒキの果実です。
アブラガヤ イネ科 ほたるい属 沖縄県を除く日本全土に分布。 日当たりのよい湿地に生え、花期は7~10月。
葉っぱの上に赤い丸い球を発見しました!
花筏ではないですし、どうやら、虫こぶのようです。
なぜ、「虫こぶ」と呼ばれるかというと、その中に潜んでいる虫たち(=形成者)がもたらす刺激によって、植物の細胞や組織が増殖・肥大して作られるものだからです。
虫たちの創造物には美しいものがたくさんあります。
そういうものを発見すると嬉しくなります。
虫や植物たちのデザインって本当に素敵にデザインされているな~と思います。
苦手な虫もたくさんいますけどね(^_^;)
アキノキリンソウ キク科アキノキリンソウ属 日当たりのよい山地や草原などで普通にみられる高さ35~80cmの多年草。 花期は8~11月。 全草を薬用とします。
白樺池の周りは、アザミが群生していました。
こんなに美しいアザミの群生は初めて見ました。
ナナカマドがもう紅葉していました。
静かな池。
美しいアザミと花々、 始まったばかりの紅葉が 豊かさを感じさせてくれました。
帰り道では、こんな伸びをしているような大きな木に出会ったり…
実を見つけたり、キノコを見つけて楽しみました。
ムシカリ(オオカメノキ) スイカズラ科 ムシカリ属 ムシカリは、葉を虫が好むため。 別名オオカメノキという。 葉が亀の甲羅のようにも見えるため。 山地に普通に生える。 花期は4~6月。 実は、9~10月には赤から黒色に熟す。
ムシカリの赤い実がそこら中にあって、森の中に華やかさを添えていました。
お花は、白いアジサイのようなお花が咲くんですよ。
お花も美しいです。
ナナカマドの実
ナナカマド バラ科ナシ亜科ナナカマド属 山地の、日当たりの良い場所に普通に生える落葉高木。 実は、9~10月に赤く熟す。
赤く熟す前の、涼しげな緑色の実でした。
セミの抜け殻発見!
この辺のセミは、鳴き声がちょっと違います。
なんていうセミなのかな?
ところどころに秋の気配を感じる白樺苑路コース散策でした。
いろいろな発見があってとても楽しい散策でした。
ペンション街からホテル周辺のお花畑
散策コースを抜けて、ペンション街の方はお花畑が素敵でした。
ハンゴンソウ
ハンゴンソウ キク科ノボロキク属 北海道と本州中部以北の山地帯の日当たりのよい湿地や河畔林に小さな群落をつくる多年草。 草丈は1~2m。 花期は7~9月。
キオンとお花はそっくりなのですが、葉っぱがハンゴンソウは羽状に裂けた葉っぱなので そこで見分けます。
黄色が華やかです。
ゴマナ
ゴマナ キク科シオン属 北海道から九州の山地の草原や道端でみられる多年草。 日本固有種。 草丈は高さ1~1.5m。 花期は8~10月。
ハクサンフウロ
ハクサンフウロ フウロ科 本州中部以北の高原から高山帯に生える。 草丈は30~80cm。 花期は7~8月。
ツリガネニンジン
ツリガネニンジン キキョウ科 北海道から九州の山野や高原に生える。 草丈は10~100cm。 花期は8~10月。
こんなにたくさんのツリガネニンジンに出会えるなんて!
感激してしまいました。
コオニユリ
コオニユリ ユリ科ユリ属 北海道から九州の低山帯の日当たりのよい草地に生える多年草。 草丈は70~150cm。 花期は7~9月。
コオニユリの群生も見事でした。
ヤマハハコ
ヤマハハコ キク科ヤマハハコ属 北海道、本州:長野県・石川県以北の山地や北方の日当たりのよい乾いた草原にはえる多年草。 草丈は、30~70cm。 花期は、8~9月。
ワレモコウ
ワレモコウ バラ科ワレモコウ属 北海道から九州の日当りのよい山地の草原などにみられる多年草。 草丈は高さ30~100cm。 花期は2~3月と9~10月。
ワレモコウを見かけると秋だな~と思いますね。
奥志賀高原のワレモコウはたくさんのお花をつけていて、風に揺れる姿を見ていると、 ワレモコウの宇宙みたいに見えてきて不思議な感覚になりました。
泊まったホテルのすぐそばに、こんなお花畑が広がっていました!
・ハクサンフウロ ・ワレモコウ ・ゴマナ ・キンミズヒキ ・ツリガネニンジン
こんな豪華なお花畑に出会えるなんて!
テンション上がりました!
写真だと豪華さやはかなさや素敵な雰囲気が伝わりにくいですね(^-^;
写真で見るよりもずっとずっと素敵だったんですよ☆
やはり、直接行ってみるのが一番です!
泊まったホテルはこちら↑の「奥志賀高原ホテル」です。
コロナ対策もしっかりとされていて、安心して過ごすことができました。
夕食は、和食をチョイスしたのですが、どれもとても美味しくて大満足でした。
ホテルの食材は、地元のものであることが多いと思います。
そんな地元の食材でつくったお料理を味わう!というのも、その土地と仲良くなるための いい方法です。
美味しいうえにその土地のエネルギーをいただけるなんて!
一石二鳥ですね。
こんなに素敵なお花畑に出会えるなんて!
高原に行かないと出会えない植物たちと、美味しいお料理に、テンション上がりまくり!
大満足の1日目でした(*^-^*)
お花の説明は
から引用させていただきました。
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