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執筆者の写真Treesparadise Nao

私もあなたも大丈夫!体験したいことをしているだけだから…

更新日:2023年4月15日

ネガティブな体験のとらえ方と対処法のヒント



私の仕事はある意味人生相談で、今の状況をよりよくしていくためにはどうしたらいいのか?エネルギーを見てお伝えしていく仕事です。



以前の私は、相談してくださった方に幸せになっていただきたい!と思う気持ちが強すぎると、


「幸せになって欲しくていろいろお伝えしたけど、大丈夫かな?」

「本当に乗り越えられるのかな?」

「お伝えしたことの意味が解ってもらえたかな?」


などと思ってしまうことがありました。


ずいぶん前ですが、そんなふうに思っている時に、目に留まりハッとさせられてメモした言葉があります。


誰が言った言葉なのか分かりませんが、それ以来、私の指針になっています。


いつもこの言葉を読んで、ニュートラルな自分に立ち返っていました


今日は、その言葉をシェアしたいと思います。





大切にしている言葉

 


「どんなことがあなたの人生に降りかかってきても大丈夫」 どんなことが起こっても、 乗り越えられるのです。 だから、今という時を満喫していいのです。 「あなたのまわりにいる人々も大丈夫」 あなたのまわりにいる人々に、 あの人はこうした方がいいとか、 本当にあの人は大丈夫なのだろうかなどと疑ったり、 その人を変えようとする必要はないのです。 その人の人生の流れの中で、 体験する必要のあることをしているだけなのです。

この言葉のような心持で日常を過ごしていたら、自分自身とも周りの人たちともうまくやっていけるのではないかと思います。


自分もまわりの人々も大丈夫!と思えていますか?

 

「自分にはどんなことがあっても大丈夫!乗り越えられる」 「まわりの人たちもどんなことがあっても大丈夫!乗り越えられる」 そう思えていますか? そう思えていたら、自分のこともまわりの大切な人たちのことも、信じているという証拠です


困難に陥っている立場から

 
絶望する女性

私は以前、辛い出来事があり、心身ともにバランスを崩していた時期があります。


この言葉を知った後のことです。


その時、夫は「何とかしてNaoをそこから救ってあげなければ!」と思ったようです。



一方その時の私は、辛くて苦しい思いに押しつぶされそうになりながらも。


「とても辛いけれど、これも私にとっては必要な体験なのかもしれない。

時間はかかるかもしれないけれど、必ずここから出て羽ばたける時がくる」

と心の深いところで思っていました。


とは言っても、外から見たら、私がそんなふうに思っているなんてわからないくらい打ちひしがれていたと思いますし、弱々しくて見ていられなかったかもしれません。


そんな状態の私が、「何とかしてNaoをそこから救ってあげなければ!」と思われていることを感じてどう思ったか?というと。


  • 「私、ダメだと思われている」

  • 心身のバランスを崩した自分が否定されている。

  • このような状況に陥った自分が否定されている。


そう思いました。



この状態のままでいてはいけない!と言われているようで、焦りが増しました


焦ると、焦ってもどうしようもないのに、もがいてしまいます。


そして、もがけばもがくほど辛くて苦しくなってしまうのです。


「何とかしてNaoをそこから救ってあげなければ!」そう思われていることを感じると、自分のパワーがなくなっていくように感じました


「何とかしてNaoをそこから救ってあげなければ!」ということは、私には自力でそこから抜け出せる力がないということになります


それと同時に、夫の思いにすがって依存したくなる自分がいました。


私は、夫にそう思われていることと、依存したくなっている自分を感じて悲しくなりました。


エゴの私は辛くて苦しいこんな体験はしたくなかったけれど・・・


魂の私がしたかったことは、辛くて苦しいけれど…この体験なのです。


この体験からたくさんのことを学べるからしているのです


まさに、指針にしている言葉のように

その人の人生の流れの中で、体験する必要のあることをしているだけなのです。


私は、このままではさらに自分の状態が悪化してしまうと思いました。


そこで夫に、「時間はかかるかもしれないけれど、必ずこの状態から抜け出すから、助けようとせずに見守ってほしい」と伝えました。


もちろん、このような状態なので、生活は金銭的に夫に助けてもらいました。


その助けが何よりありがたかったです。


それ以来、夫は一切私を助けようとすることなく、ただただ見守ってくれました。


それが私の一番のパワーになりました!


見守ることは、大変なことだと思います。


見守りながら、私が立ち直り元気になるのを信じてくれた夫に感謝しています。


辛くて苦しい状態から脱出した私は、その時の経験をもとに、『日々幸せを感じながら、自然体で生き生きと楽しんで生きる人生』をサポートさせていただいています。


この体験のおかげで、自分自身と深くつながることができました


自分の体験を通して、どうしたらどん底から這い上がって、幸せを感じながら生きられるようになるのか分かりました。


自分とつながって幸せを感じながら日々を生きるためのプログラムを開催することができるようになりました。



これまでの道は、私一人で築き上げたものではなく、まわりで支えてくれた人たちのおかげでもあり、一緒に築き上げたものだと思っています。


辛くて苦しかったけれど、この体験がなければ今の自分はいない!と思います。


私の魂がやりたかったことは、こういうことだったんだ!と今では分かります。


私の辛くて苦しかった体験は2つあります。


こちらの記事は1度目の辛くて苦しかった体験です。



・こちらの記事は2度目の辛くて苦しかった体験から抜け出す過程を書いたものです




見守る立場から

 

誰もが自分の魂が体験したいことを、今生で体験します。


それは、ポジティブな体験もあれば、ネガティブな体験もあります。



エゴはネガティブな体験を嫌います


それは辛くて苦しい体験だからです。


体験している人も辛いですが、まわりで見ている人も辛くて苦しくなるものです


夫婦や子どもなど、家族であればなおさらだと思います。


先ほど私の体験をお話しましたが、夫も苦しんでいる私を見ているのが辛くて「何とかしてNaoをそこから救ってあげなければ!」と思ったのだと思います。


夫婦でも相方が苦しんでいるのを見守っているのは、辛いと思います。


ご相談で一番多いのは、子どもが苦しいんでいるのをお母さんが見ている場合です。


「子どもに苦しんでほしくない」とお母さんは思います。


そして考えているうちに、

  • このような状況に陥らせてしまったのは、自分が悪かったのではないか?

  • 自分の育て方に問題があったのではないか?


そんなふうに思い悩むお母さんが多いです。


けれども、エネルギーを見てみると、

どんな育て方をされても、どんなにお母さんがそれを避けようとしてみても、体験することになっていた!

ということが多いのです。


まさに、魂が体験したくて計画してきたことなのです!


その体験から学べることがあるから、なくてはならない体験として計画してきているのです。


辛くて苦しい体験をする目的は、その先にある「その子だからこそつくり上げることができる未来」につながっています



私の体験でいえば、辛くて苦しい体験をしたからこそ、それが仕事で役立っています。

それを乗り越えたことで、自信もつきました!


なくてはならない体験なのに、お母さんがそれを避けようとしたり、ご自分を責めてしまったらどうなるかというと…お子さんはそれを感じて、

  • 自分が悪い。

  • こんな状況になってしまった自分がお母さんを苦しめている。

と思ってしまいます。


お互いに罪悪感にはまってしまいます。


そこからは、悪循環が生まれてしまいます。


すると、本当に魂がやりたい「つくり上げたい未来」が遠のいてしまいます。


だとしたら、お母さんは腹をくくって、お子さんが苦境を体験して、そこから脱出していくことを信じて見守るしかないのではないかと思います。



その過程でお母さんが見守りながらできることは、

  • お子さんがどのような状況にいるのか?話を聞くこと。

  • お子さんがやってほしいことを言ってきたのであれば、できることをしてあげる(大人にしかできないこともあるので)


お母さんの腹が決まっていないと在り方が決まらないので、子どもも一緒に揺らいでしまいます。


子どもの話をじっくりと聞いてあげるだけでも、その子の中でいろいろなことが整理されて解決へと向かっていくことも多いです。


そこにアドバイスはほとんど必要ありません。


子どもたちは自分で解決する力を持っています


お子さんが考えていること、思っていることを整理する機会をつくってあげるだけで十分なのだと思います。


見守る立場では、あれやこれやと言いたくなってしまうかもしれませんが、そんな時は、「子どもを信じよう!そして、自分は自分の体験したいことをしよう!」と思ってください


お母さんが心配すると、それはとても重いエネルギーになってお子さんにのしかかります


早くその状態から脱出してほしいと思っているのに、逆効果!


かえってお子さんに重荷を背負わせてしまいます。


ですから、心配はほどほどにして、自分のやりたいことや気持ちが明るくなることに意識を向けてください


その方がずっとずっとお子さんの助けになりますよ!


お母さんとお子さんとはエネルギーで強くつながり合っているので、お母さんが明るい気持ちでいた方がお子さんもその影響を受けて、苦境から抜け出しやすくなる傾向が強まるからです。



【関連記事】




人生は乗り越えられるようにできている!

 
ジャンプする人

よく、「人生には乗り越えられないことは起きない!」と言われます。


その通りだと思います。


自分が困難に陥っている立場にいる場合は、それを信じてただその日に自分ができることをすればいいと思います。


困難に陥って辛くて苦しいときは、前に進んでいないように思えますが、その分自分と深くつながることができる時なのです


自分と深くつながることは、前進するのと同じくらい意味があることです。


ですから、安心してどっぷりと深く自分とつながってください。


そして深いところから、必要なモノをすくい上げて戻ってくればいいのです。


それはあなたのこれからに…つくり上げたい未来に必要なモノだと思います。


すくい上げたモノは、きっとあなたの宝物になるはずです☆


見守る立場にいる場合は、相手が未来に必要なモノをすくい上げて戻ってくるのを信じて待っていてあげてください。


未来に必要なモノをすくい上げて戻ってくる冒険の旅。


どんなモノを見つけて戻ってくるのか?

それを使ってどんな未来をつくりあげていくのか?見ていてあげてください。


時には冒険の話を聞き、時には励まし、時にはただ静かにほほえみ、傍らにいてくれるだけで、相手の心は安らぐと思います。



あなたはあなたのすることやしたいことを、淡々としていてください


それが相手にとって、安心して帰れる場所になります



たとえ苦しく辛い体験であったとしても、 その人の人生の流れの中で、 体験する必要のあることをしているだけなのです。


魂のやりたいことが体験できますように☆

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