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執筆者の写真Treesparadise Nao

「我慢」「無理」する癖をやめるといいことがたくさん起こる!

「我慢」「無理」する癖をやめて時代の波に乗っていこう!



「我慢する」 「無理する」


そんなパターンが条件反射のように作動していませんか?



それが癖のようになっていると、

  • 人生は辛くて苦しい

  • 突然キレたように怒ってしまう

  • 訳が分からず泣いてしまうことがある

  • いつも疲れている

ということが起こりやすくなります。


だんだん人生うまくいかなくなってきてしまいます。


実は、新しい時代の流れで「我慢」「無理」することが時代に合わなくなってきているのです。


この記事では、

  • 時代に合わなくなった「我慢」「無理」をやめた方がいい理由

  • 「我慢」「無理」することをやめる方法

  • 「我慢」「無理」することをやめるとどんないいことが得られるか?

についてお話していきます。





 

我慢とは?無理とは?

 

この記事で取り扱う「我慢」と「無理」の意味を明確にしておきたいと思います。


デジタル大辞泉によると「我慢」とは [名・形動](スル) 耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱。「彼の仕打ちには我慢がならない」「ここが我慢のしどころだ」「痛みを我慢する」 我意を張ること。また、そのさま。強情。 「―な彼は…外うわべでは強いて勝手にしろという風を装った」〈漱石道草 仏語。我に執着し、我をよりどころとする心から、自分を偉いと思っておごり、他を侮ること。高慢。 「汝仏性を見んとおもはば、先づすべからく―を除くべし」〈正法眼蔵・仏性〉 [用法]我慢・辛抱――「文句ばかり言ってないで、もっと我慢(辛抱)することを覚えなさい」のように、一般的に、こらえるの意味では相通じて用いられる。◇「仕事はきつかったが、どうにか我慢(辛抱)した」「食糧不足によるひもじさを我慢(辛抱)した」など、苦しさ・つらさ・痛さ・寒さ・くやしさなどをこらえる場合、「我慢」「辛抱」の用法にほとんど違いはない。◇「我慢」は、そのほかに「笑いだしたいのを我慢する」など、より幅広く使える。「辛抱のよい人」は「辛抱」独特の使い方である。◇類似の語に「忍耐」がある。「忍耐」は文章語的で、「忍耐を要する仕事」「忍耐力に富む」などのように用いられる。 コトバンクより

ここで取り扱いたい「我慢」は、耐え忍ぶこと。こらえること。辛抱。という意味です。



たとえば、

  • 意地悪な人から嫌なことをされても、何も言わずに我慢してしまう。

  • 「お姉ちゃんなんだから我慢しなさい」と言われていつも我慢してきた。

  • やるのは嫌だけれど、やらないと怒られるから、我慢してやっていた。

というようなケースです。




デジタル大辞泉によると「無理」とは、 [名・形動](スル) 物事の筋道が立たず道理に合わないこと。また、そのさま。「無理を言われても困る」「怒るのも無理はない」「無理な言いがかり」 実現するのがむずかしいこと。行いにくいこと。また、そのさま。「無理を承知で、引き受ける」「無理な要求をする」 しいて行うこと。押しきってすること。また、そのさま。「もう無理がきかない」「無理に詰め込む」「あまり無理するなよ」 コトバンクより

ここで取り扱いたい「無理」はこの意味どおりです。



たとえば、

  • 疲れていて休みたいけれど、自分がやらなければ誰もやってくれないので無理してやる。

  • 「もうこれ以上できません」というと怒られるから、無理だけど仕方なく引き受ける。

  • 体調が悪いけれど、仕事を休んでしまうと収入が少なくなってしまうのが心配で無理して働く。

というようなケースです。


このような「我慢」「無理」は今すぐにでも手放すことをおすすめします。


それはなぜなのか?みていきたいと思います。




 

今すぐやめた方がいい「我慢する」「無理する」

 

「我慢」「無理」することからは、このようなモノが生み出されると思います。




「我慢」「無理」することも、マイナスに働く場合と、プラスに働く場合とがあります。





 

「我慢」「無理」することがマイナスに働いた場合

 

まずは、左側のブルーの部分。


「我慢」「無理」することがマイナスに働いた場合をみていきましょう。


我慢を積み重ねていると、無理している状態になります。


我慢と無理を続けていると、自分の中に怒りが溜まり、怒りがコントロールできなくなってしまいます


突然キレたように怒ってしまうこともあると思います。


疲れがたまり、いつも疲れていて、疲弊している状態になります。


それがたまりすぎると、精神的にも肉体的にも自分が壊れた状態になってしまいます





 

「我慢」「無理」することがプラスに働いた場合

 

右側の黄色の部分は、「我慢」「無理」することがプラスに働いた場合です。


我慢することが、「あきらめない」「頑張る」という形でプラスに働くと、

  • あきらめずに続けることで花開く

  • 頑張ることで成果が出る

  • 我慢したことで明るい未来が開ける

ということが起こります。


無理することが「挑戦する」という形でプラスに働くと、

無理だと思っていたのは、自分が作っていた制限だったことに気づきます



そのような場合、取り組んでみたら、自分の限界を突破することにつながります


その結果、

  • 努力が花開く

  • 成果が出る

  • 明るい未来が開ける

ということが起こります。


やめた方がいい「我慢」「無理」するは、マイナスに働いた場合ということになります。





 

マイナスに働く「我慢」「無理」するのをやめた方がいい理由

 

「我慢」「無理」するのをやめた方がいい理由は、マイナスに働く「我慢」「無理」することが時代に合わなくなってきているからです


どういうことなのか?みていきたいと思います。





 

地の時代の「我慢する」「無理する」

 

地の時代は、縦社会でした。


「我慢」「無理」することで、「努力して頑張っている人」と評価されてきたのではないかと思います。


地の時代は、誰もが認められ、評価されることを目標にしていた時代でした。


そうして上へと昇りつめていくことが「成功」することだと思われていました。


認められ、評価されるために、努力して頑張っていたのだと思います。


それが行き過ぎれば、「我慢」も「無理」もすることになります。


「我慢」「無理」してでも頑張れば、偏差値の高い学校に入れて、将来有望な出世コースを歩めます。


親も周りの人たちも、認めて評価してくれるでしょう。


職場では、「我慢」「無理」している過程を見てくれていた上司から、引き立ててもらえたと思います。


「やる気のある人」として評価されることもあったでしょう。


そういう人が評価される、認められるとわかれば、自分もそうあらねば!と思うのではないでしょうか?


そうして、「我慢」「無理」するということがエスカレートしていったのではないかと思います。



地の時代は、他人軸で生きやすい時代でした。


他人に合わせて我慢して、自分を犠牲にすることが美徳とされていたかもしれません。



私のところにご相談にいらしてくださるお客様は、とても優しくて人の良い方が多いです。


そんな方々のお話を聞いていると、

  • 自分が我慢することで、みんなが和やかに平和に収まるのなら、それでまあいいか!と思ってしまう。

  • みんながやりたがらないことだから仕方ないし、私がやれば済むことだから我慢してやっている。

  • 本当は愚痴を聞くのは嫌だけど、聞いてほしそうだから聞いている。

などという話をよく聞きます。


これは、他人軸で生きている状態です。


他人に合わせて我慢して自分を犠牲にしていたら、一時的には丸くおさまっていい感じに見えるかもしれません。


けれども、それが癖になっていて長く続くと、苦しくなってしまうのは目に見えていると思います。


【関連記事】 他人軸で生きるとどうなるか?と、自分軸で生きる方法はこちらに詳しく書いています。 ⇒ 人に振り回されている自分から私らしく生きるための転換方法




 

風の時代に「我慢」「無理」することをしていたら…

 

風の時代は、横社会です。


対等な関係での人と人とのつながりが大切にされます


また風の時代は、自分の心の喜びが大切にされる時代です。


上に昇りつめていくことが「成功」ではなくなり、自分らしく心の喜びを表現できることが「成功」になります。


その「自分らしさの表現、いいね!」と思う同士がつながり合っていく時代になります。


心の喜びは一人一人違います。


自分の心が喜ぶ方向に進路を決めることになると思います。


仕事を選ぶ基準も今よりも、自分がやりたい楽しいこと、自分が得意なことを活かすようになります。


いろいろな人の仕事のやり方を見ながら、いいなと思うやり方を自分で選び取るようになっていくと思います。


「我慢していないか?」「無理していないか?」も、自分で判断して自分で管理することが求められると思います。


もうすでに、そのようになってきているかもしれません。


我慢したり無理していると、「我慢してやってくれるんだ」「無理してくれるんだ」それが好きなんだな!と周りに判断されてしまいます。


ますます我慢しないとならないこと、無理しないとできないことを頼まれることになってしまうでしょう。


嫌なことなのに、それを「あまり無理しないでね」などと言いながら頼まれたら、イライラしてしまいますよね。


これは、宇宙の法則の一つ、「引き寄せの法則」が働いています。


「我慢してやらなくちゃ」 「無理してでも頑張らなくちゃ」


そう思ったら、「引き寄せの法則」が働き、「我慢すること」「無理すること」が引き寄せられてきてしまうのです。



嫌なのに「我慢する」「無理する」ということが癖になっている人は、今のうちにその癖をやめた方がいい理由がここにあります。





 

風の時代に移行する流れで起きていることを理解する

 

これからの時代はますます、個人が尊重されるようになっていきます。


どういうことか?というと、各自の心の喜びが尊重されるようになるのです。



自分の心の喜びに応じて

  • 自分はどうしたいのか?

  • 自分はどうありたいのか?

が、尊重されるということです。


今は、それを明確にしていく流れが来ています。


自分の心の喜びに敏感になるとともに、心が辛く苦しくなるようなものにも敏感になっています


自分の気持ち、自分の本心がごまかせなくなってきているのです。


今までなら我慢できたことが、我慢できない。


今までなら無理が利いたのに、無理できない。


気持ちがついてこなくて、我慢したり無理すると、イライラしたり虚しさに襲われてしまう。


そんな人が増えている印象があります。


これは、新しい時代に移行する流れで起きている変化です。


もし自分も当てはまる!と思われるようでしたら、時代の波を感じているということです!


新しい時代の波に乗って、心の喜びを取り入れて自分を変えていきましょう(*^-^*)



我慢したり無理して自分をごまかそうとすると、自分の中に怒りが溜まってしまいます。


自分の気持ち・本心がごまかせなくなり、自分に嘘がつけなくなっているのです。



これは、これからの時代をつくる流れでとても大切なことなのです。


個人が尊重される時代になるのに、自分がわからないと意思表示できません


自分に嘘がつけなくなっているのは、自分を知りましょう!ということです。


そこで「自分を知る」ことにフォーカスせずに、自分をごまかそうとすると、心はそれに気づきます。


ごまかしたり嘘をついた自分に対して、イライラして怒りが溜まってしまうのです。


ごまかされていることに虚しさを感じてしまうのです。


自分の気持ちより、人の思いを汲んで「我慢」「無理」することの方が大切なのね!と心が反応します


すると、自分との信頼関係が損なわれることになってしまいます


自分の気持ち・本心では嫌だと思っているのに、それとは裏腹に「我慢」「無理」することを選んでいたら、自分に対する怒りや虚しさはどんどん溜まります。


  • 突発的な怒りが抑えられなくて、キレてしまう。

  • 急に涙が止まらなくなる。

  • 虚しくて無気力になってしまう。


そんな状態になってしまうと思います。


それでは、どうしたらそんな状態を変えていくことができるのか?お話していきます。





 

マイナスに働く「我慢」「無理」するのをやめる方法

 

 

「我慢」「無理」するのをやめると決める!

 

「我慢」「無理」することが当たり前になっていて毎日が辛い。


そんな状態を変えたいと思われるようでしたら、「我慢」「無理」することをやめる!


「今からは、自分を尊重する!自分の気持ちを一番に尊重する!」と決めてください


そう決めることで、心は安心を感じ始めると思います。


「我慢」「無理」することが当たり前になっていると、「我慢」「無理」していることにも気づきにくくなります。


それをやめる!と決めると、「我慢」「無理」に気づきやすくなるのです。


「我慢」「無理」することが当たり前になっている人は、「我慢」「無理」することを自分に課しているということです。


それをやめる!と決めるということは、「我慢」「無理」するか?しないか?を自由に選ぶ権限を自分に与えるということです。


自由に自分で選んで決められる権限を自分に与えること


それは、自分に「自由意志を発揮していいよ!」と許可することになります。


自分には価値がある!と認めることにもなります


これからの時代、「自由意志を発揮すること」が大切になってきます。


ぜひ、自分に自由意志を発揮することを許可してあげてください。





 

自分を知ろう!

 

人によって心の喜びが違うように、人によって我慢すること無理することも違います


自分にとって「我慢」「無理」と感じることも、人にとっては「我慢」「無理」ではないこともあります。


ですから、自分にとって「我慢」「無理」になっていないか?


相手にとって「我慢」「無理」になっていないか?確かめることが大切です。


自分に「我慢していない?」「無理していない?」と問いかけて、自分の気持ちを確かめてみてください。


それは、自分の感じ方、自分の気持ちを知るということです。


それがこれからの時代を生きていく上での、自分にとって大切な指標の一つになります。


今までの価値観に当てはめて、「良い」「悪い」で判断しないように気をつけてください


自分の感じ方や気持ちに「良い」「悪い」はありません。


あくまで大切にされるためのものとしてそこにあるのです。


自分の感じ方や気持ちを大切に尊重してください。



たとえば、私は一日中外出せずに家の中にいても、心地良く過ごせます。


けれども、夫は一日中家にいると外出したくなるようで、イライラし始めます。


私にとっては家の中で過ごすことは快適なことですが、夫にとっては一日外に出ないのは我慢しなくてはならないことです。


それが一日以上続くと、夫にとっては無理することになってしまいます。


どちらが良くて、どちらが悪いというものではありません。


それぞれの感じ方がそこにあるというだけです。


それぞれが感じることを大切にすればいいですし、尊重すればいいのです。


自分が我慢したり無理することによって、うまく回っていた。


周りが平和に収まっていたと思っていた場合。


はじめは周りが困るのでは?迷惑をかけるのでは?と思うかもしれません。


けれども、お互いにいい関係を築きたいと思っている間柄であれば、相手に我慢させたり無理させたくないと思うのではないでしょうか?


我慢していること、無理していることを、正直に伝えることも、お互いにとって大切なことだと思います。


「我慢」「無理」し続けていたら、「我慢」「無理」させている相手は嫌な人という意識がいつの間にか自分の中にでき上がってしまいます


本当は大切な相手だから「我慢」「無理」していたはずなのに、それがいつの間にか嫌な人になってしまったら、本末転倒だと思いませんか?





自分にとって「我慢」「無理」になっていないか?いつも意識していてください。


「我慢」「無理」していることを見つけたら、 何を我慢しているのか? 何を無理しているのか?


細かく細分化してみてください



たとえば、私はゴミ出しに行くのが嫌です。


ゴミ出しに行くのは、「我慢」「無理」することになります。


ゴミ出しの過程を細分化してみると、

  • 家の中のごみを集めて一つにまとめる

  • ゴミをゴミ置き場に出しに行く

という2つに分けられます。


私は、「家の中のごみを集めて一つにまとめる」というのは苦になりません。


私が嫌だけど我慢してしなくちゃいけないと思うのは、「ゴミをゴミ置き場に出しに行く」という過程です。


朝ゴミ出しをするのは苦になりますが、外出するついでにゴミを出すのであれば、苦になりません。


このように細分化してみると、ゴミ出しのすべての過程が「我慢」「無理」の対象ではないことがわかります。


「我慢」「無理」が必要なのは一部です。


たいてい、すべての過程が「我慢」「無理」の対象になることの方が少ないのではないかと思います。


それがわかれば、具体的な対策がとりやすくなります


人に頼む時にも、具体的に相手に伝えやすくなります


私の場合は、家の中のごみを集めて一つにまとめるのは私の役目にしています。


「朝外にゴミ出しに行くのが苦手なんだ!」と夫に伝えたら、「ゴミ出してあげるよ!」と、外に出るのが好きな夫がやってくれています。


そんなわけで、いい感じで家事分担できています。


自分が「我慢」「無理」しなくてはならないことがわかったら、

自分はどうしたいのか? 自分はどうありたいのか?


心に正直になって、自分に聞いてみてください。


自分の気持ちを確かめて、大切にすること。


それが自分を知ること、自分を尊重することにつながります。



 

新しい自己暗示をかける

 

今まで気づかなかったかもしれませんが、「我慢」「無理」していたということは、無意識のうちに自分にネガティブな暗示をかけていたということです。


どんなネガティブな暗示かというと、

  • 私が我慢すれば済むことだから

  • 私が無理してでもやらなければ生活が回らない

  • ここは丸く収めるために我慢しよう

  • 私の方が年上だから、無理してでも相手に譲らなくちゃ

など。


これら全て、自分に「我慢」「無理」させるための自己暗示です。


それが当たり前になっていると、もう無意識に自己暗示が作動してしまいます。


それは自己暗示が、潜在意識にしっかりと書き込まれている状態です。


この書き込みを変えていく必要があります


どのように変えるか?というと…


本当に自分が望む、新しい自己暗示を潜在意識に入れていくのです。


先ほどの過程で、自分はどうしたいか?どうありたいのか?の部分を言葉にして、潜在意識に入れていきます


たとえば、最初のうちは、

  • 私は「我慢」「無理」することをやめます。

  • 私は、自分を尊重します!自分の気持ちを一番に尊重します!

  • 私は自由意志を発揮して、自分のやりたいこととやりたくないことを自由に決められます。

など。


自分の決意を表すようなもので、すんなりと自分の心が受け入れられそうな言葉を選ぶといいと思います。


それがもうできるようになってきた!クリアできてきた!と思ったら、さらに進んだ「自分はどうしたいのか?」「自分はどうありたいのか?」を言葉にして、潜在意識に入れていってください。



たとえば、

  • 私も周りの人たちもやりたいことをやっていたら、お互いを補い合えて、自然とうまく回ります。

  • 楽しくてやりがいのある仕事ばかり頼まれて嬉しいです。感謝の気持ちでいっぱいです。

  • 私はやりたいことをやっているからか?いつも心も体も軽やかです。


という感じで、さらに本当に自分が望む現実を言葉にしてください。



自分の心が

  • 軽やかになるような

  • 自由になるような

  • 優しい気持ちになるような

  • 前向きな気持ちになるような

そんな気持ちになる言葉を選んで文章にしてください




それを最低でも、朝起きた時と寝る前の1日2回、自分に言い聞かせるようにイメージしながら唱えてみてください。


それ以外でも、休憩時間とか時間が空いた時などに唱えてみることをおすすめします。



この何度もイメージしながら唱えている言葉が、潜在意識の中に書き込まれていきます。


そして、それが自然に現実化していくのです。


自分の潜在意識、自分の心に入れたい言葉を選んでください。


自然に現実化させていきたいことを言葉にしてください。


それを何度も何度も繰り返し、自分に語りかけながら、イメージしてみてください。


イメージすることで現実化が速くなります



本当に自分が望む新しい自己暗示が作動するようになるまでには、個人差があります。

  • どれだけの期間

  • どれだけの頻度で

  • どれだけ強く

ネガティブな暗示をかけていたか?によるのです。


ネガティブな暗示のエネルギー量より、本当に自分が望む新しい自己暗示のエネルギー量が多くなった時に、新しい自己暗示は作動し始めます。


そんなの大変!それこそ、無理~!と思われる方もいらっしゃるかもしれません。


けれども、「忍耐」という意味での「我慢」


「あきらめない」という意味での「我慢」「無理」は、こういうところにこそ使ってください!


これを続けていたら、自分の中の「我慢」「無理」の意味が、プラスに変化していくと思います。


本当に望む自分になっていくための土台ができ上がっていきます。


【関連記事】 自分に暗示をかけること。アファメーションに関しては、こちらの記事も参考になると思います。 「なぜ人生に辛く苦しいことばかり起こるのか?その原因と抜け出す方法」の「自分に暗示をかける」


●自分の頭の中でくり広げられている、ネガティブな無意識の脳内会話が、ネガティブな暗示になっています ぐちぐちとネガティブな脳内会話が止まらなくて、嫌気がさす場合の対処法について書いています。 ⇒ 「人に振り回されている自分から私らしく生きるための転換方法」の「ネガティブな気持ちに気づき自分軸をつくる」



 

「我慢」「無理」がプラスに働くか?マイナスに働くか?の見極めポイント

 

最初の方で、「我慢」「無理」することも、プラスに働く場合と、マイナスに働く場合があるとお話ししました。


そこの見極めポイントが難しいと思います。


個人的には、人によって多少の違いはあると思うので、いろいろ試してみたらいいのではないか?とは思いますが…


一応、私が体験してきた見極めポイントをあげたいと思います。




プラスに働く「我慢」「無理」=やってみるといい

  • 自分の世界がいい感じで広がる感じがする

  • 波動が上がる感じがする

  • その先に望むものがある

  • 子供のころに叶えられなかったこと

  • 一度失敗していること

  • やりたいと思っている

  • やりがいを感じている

  • 苦手な部分はあるけれど、興味がある



多少の「我慢」「無理」が必要でも、いい感じがしたり、波動が上がる感じがして、その先に望むものがあると思えるのであれば、やった方がいいと思います。


自分の心にどうしたいのか?どうありたいのか?聞いたうえで、やりたいと思っていることや、やりがいを感じていることも、多少の「我慢」「無理」が必要であっても、やった方がいいと思います。


子供のころに叶えられなかったことや、一度失敗していることは、自分の中で「できない」と思い込んでいる可能性が高いです。


その場合、やる前から「無理に違いない」と思っています。


ですから、そのような場合は、やってみてください。


苦手な部分はあるけれど興味があることも、自分が作った制限を突破できる可能性が高いのでやってみるといいと思います。


苦手というのは、自分が作っている制限である場合があるのです。


興味があるのであれば、やってみてください。


それでもやっぱり苦手で「我慢」「無理」しなくてはならなくて、辛いようであれば、その時に考えればいいと思います。



マイナスに働く「我慢」「無理」=やらない方がいい

  • 「我慢」「無理」し続けなくてはならない

  • 怒りやイライラを感じる

  • 虚しさを感じる

  • 考えただけで疲れる

  • 自分を犠牲にしていると思う

  • 波動が下がる感じがする

  • 委縮してしまう



上記の場合は、すぐにやめてください。


自分の精神や人間関係、人生にひずみが生じます。


「我慢」「無理」することをやめる!と実行に移してください。




 

「我慢」「無理」することをやめる!実行に移す!

 

本当にやらなくてはならないことなんて、ほとんどありません


自分でやらなくてはいけない!と思い込んでいるだけのことの方が多いのです。


ですから、「我慢」「無理」している!と気づいたら、「我慢」「無理」していることをやめましょう。


日々の小さなことの中に「我慢」「無理」は潜んでいて、それを続けることで、私たちのエネルギーは奪われ、疲弊していきます。


たとえば、先ほど例にあげたゴミ出しのような小さなことでも、さっさとできない自分を責めて、疲弊していきます。


生活の中に嫌なことが多ければ多いほど、生きていることが嫌になってしまいます。


それに気づき、やらなくて済む方法を考えましょう


他に方法はないか?

他に何かいいやり方はないか?考えてみたり、情報を集めてみてください


「我慢」「無理」するのをやめる!と動き始めたら、今までとは違う考えに行きつきます


今までは目に入らなかった情報が、目につくようになります


人に「もっといい方法はないかな?」と聞いてみてください。


人から聞く情報も、今までとは違う話が聞けるかもしれません。



私は以前、理学療法士をしていました。


天職と思って続けていましたが、体力的にも精神的にも「我慢」「無理」をしていました。


それを手放すことは、とても怖いことでしたし、私が私でなくなってしまうような気さえしていました。


けれども手放したら、もっと自分に向いていて、充実感を得られることが仕事になっていったのです。


そのときのお話はこちらに書いています。  辛く苦しい出来事は自分の使命へといざなうためのサイン



「我慢」「無理」することをやめたら、空いたスペースにもっとしっくりくる何かが必ず入ってきます


これも宇宙の法則の一つです。


「我慢」「無理」することをやめたら、見える世界は違う世界になっていきます。


「我慢」「無理」しなくてはいけない世界ではなく、本当に自分が望む新しい世界が見えてきます。


ですから、怖がらずに手放してみてください。





 

宇宙の法則「お試し・揺り戻し」にそなえる

 

何かをやめようとすると、必ずと言っていいほど、宇宙から「それ手放していいですか?」とお問い合わせが来ます。


それが、『お試し・揺り戻し』です。


今まで自分のパターンになっていて繰り返してきたことをやめようとした時、「あれ?それ今までずっと続けてきたことですよね?やめちゃっていいんですか?」と強く問われるのです。


それで、自分を変えるために手放したはずなのに、手放したことと同じような現象が起こります


変わろうとしているのに、引き戻されるような現象が起こります


この『お試し・揺り戻し』が起こることを知らないと、なんでまた同じことが起こるの?ともがき苦しんだり、あきらめモードになってしまうこともあるかもしれません。


実は私も、一度理学療法士を辞めた後に、「理学療法士として施設の立ち上げを手伝ってください」とお誘いを受けました。


その時は、『お試し・揺り戻し』のことを知らなかったので、ありがたくお誘いを受けました。


無事に施設の立ち上げはできましたが…


残念ながら、私が理学療法士として働けたのは、1年しかもちませんでした。


そしてついに、本当に理学療法士であることを手放